PITでの仕事と扶養控除に関して

扶養控除の概要

• 扶養控除の適用は「所得」が38万円を超えるかどうかで決まります。
• 給与のみの場合：給与額面が103万円以下（給与所得38万円に相当）の場合、扶養控除の対象になります。
• 雑所得がある場合：雑所得（収入から必要経費を差し引いた額）を加え、合計所得金額が38万円以下である必要があります。

103万円の壁

• 雇用契約の場合：年間の所得が103万円を超える、月88,000円を超える、日9,300円を超える場合は源泉徴収票を利用し、所得税を返還します。
• 業務委託の場合：事業所得や雑所得に該当し、源泉徴収されず、企業側で税金を引くことはありません。確定申告時に通帳の振込金額が売上の証拠となります。年間所得が20万円未満の場合は確定申告の義務はありません。

詳細情報は国税庁のホームページ（配偶者の所得がいくらまでなら配偶者控除が受けられるか、配偶者特別控除に関するページ）を参照してください。

出典1：国税庁ホームページ（No.1190 配偶者の所得がいくらまでなら配偶者控除が受けられるか）

出典2：国税庁ホームページ（No.1195 配偶者特別控除）